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マロックス® SE-Ⅱ剤は、廃水中の有機物質(CHO)と反応・分解して、スーパーオキシドアニオンイオン(O2・-)を発生させます。その後もレドックス反応を繰り返し、最終的に水と二酸化炭素になるまで分解します。
具体的な利用
・夏場の溶存酸素不足
・負荷変動による溶存酸素不足
・停電時の酸素補給
・槽内の酸素不足や堆積物の腐敗で発生する硫化水素対策
・電気量のデマンドコントロール対策
・生物膜・担体の洗浄
これまでの方法では、負荷の高い廃水は、ブロアを使い大量の電気で溶存酸素を発生させなければなりませんでしたが、マロックスSE-Ⅱ剤は、廃水中の有機物から水素を引き抜いて酸素を発生させるため、負荷が高ければ高いほど、効果が現れます。。
流入負荷の変動に対応した酸素の調整が可能ですから、廃水の負荷変動に強く、処理は非常に安定します。
高濃度DO及び高濃度汚泥(MLSS)での運転が可能になります。 従来の空気法に比べ約2~4倍の容積負荷で運転ができ、曝気槽を改修及びコンパクトにすることができます。
汚泥の沈降性、圧密性が良く、返送汚泥の濃度も高くすることができます。 又、余剰汚泥の発生量が少なく脱水性が優れているので汚泥処理に要する費用が大幅に節約できます。
各種のセンサーを組込むことにより、自動制御が可能になり、バルキング等の発生が回避され維持管理が容易になります。
余剰汚泥が大幅に減少しますから、処理に伴う薬剤及び乾燥に要する燃料費、DOセンサーによりブロアの動力費用、 汚泥処分費用の削減可能です。
ブロアの稼働率削減及び汚泥処分の薬剤燃料使用量の削減によるCO2排出量を大幅削減します。